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5月

2011

平成23年度税制改正の協議

平成23年度税制改正法案の国会審議は進んでいません。6月末には「つなぎ法」で延長されている租税特別措置等の摘要の期限が切れます。

このような状況を受けて税制改正法案を以下の3つに分割して協議が進められるようです。
1: 税制改革の一環をなす改正
2: 政策税制の拡充・納税者利便の向上・課税の適正化
3: 期限切れ租税特別措置の延長等
 
自民党はこれらのうち、2と3の与野党協議に応じる方針のようです。

1.税制改革の一環をなす改正には以下の項目が含まれるようです
・個人所得課税
  ・給与所得控除の上限設定
  ・特定支出控除の見直し
  ・成年扶養控除の縮減
  ・短期勤務の役員退職金課税の見直し
・法人課税
  ・実効税率5%引き下げ
  ・課税ベースの拡大等(減価償却の見直し、欠損金繰越控除の見直し等)
  ・中小法人に対する軽減税率の引き下げ(18%→15%)
  ・中小企業関係租特の見直し
・その他
  ・資産課税の相続税の基礎控除引き下げ・税率構造の見直し
  ・贈与税の税率構造の緩和・精算課税の対象拡大
  ・消費課税における地球温暖化対策のための税の導入
から構成されます。
自民党はこれを法案から除外する方針です。
したがって社会保障・税一体改革とともに議論されると予想されます。

下記2つの議論、すなわち
2.政策税制の拡充・納税者利便の向上・課税の適正化
3.期限切れ租税特別措置の延長等
 
6月末まで延長されていたつなぎ法が期限切れを迎えることで、中小法人に対する現行の税率18%が22%に戻るなどといったことが予想されます。民主党はこれを避けるため、3.に重点を置いてくると考えられます。

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